11月25日発生!福岡市で自動運転バスとタクシーの接触事故に思うこと
11月25日、福岡市で自動運転バスにタクシーが接触する事故が起きてしまいました。
福岡市によれば、このバスは公道での実証実験を行っている最中だったということです。
事故が起きたのは福岡市東区のJR箱崎駅のロータリーのバス停付近での出来事でした。
バス停に停車した後、自動運転モードで発車したのですが、前方に止まっていた車を検知したため、自動で停止しました。
その時、後ろから走ってきたタクシーが接触したそうです。
自動運転車はちゃんと走ったり止まったりするんだろうか、と内心思っていたのですが、走る、止まる、という動作はスムーズに行われていたようです。
レベル2で走行、オペレーター乗車中の事故
この自動運転バスは、自動運転のレベルは2。
完全な自動運転ではなく、アクセルやブレーキの操作が自動で行えるものの、人が乗車している必要があります。
このバスにもオペレーターが乗車していたため、すぐにバスを止めることが出来ました。
こういった事故のニュースを聞くと、自動運転車の中には人がいなくても運転が可能なタイプがあるものの、事故の時に人がいないのは怖いと感じてしまいます。
さて今回の事故では、けが人も死者も出なかったので本当に良かったと思います。
バスの乗客6名、追突したタクシーの運転手、タクシーの乗客、全員ケガはありませんでした。
それを聞いてほっとしたのは私だけではないはずです。
詳しい原因を調べているようなので、しっかりと調べていただき同じ事故が起きないようことを願うばかりです。
ぶつけられそうになったらよけるのは難しいの?
さて自動運転車とは少し違いますが、最近ではファミリーレストランに行くとロボットが自動でお料理を運んでくることがあります。
あるファミリーレストランでは、猫型のロボットがお料理を運んでおり、通路に人が経っている場合には「そこ、通してほしいにゃん」と声をかけているのを見ました。
でも後ろから走ってきた子どもにぶつかられていました。
前にあるものに対しては、対策がしっかり出来るようですが、ロボットの後ろ側はどうにもできないらしいという印象を受けました。
自動運転車も、後ろから来た危険を防ぐ対策はないような気がします。
よく考えてみると、自動運転車に限った話ではなく、普通の自動車も後ろから向かってきたら逃げられないかもしれません。
安全に関しては自動運転もそうでない場合にも、しっかりと対策が必要なので、自動運転車だから…という目で見ないほうがいいと思いました。