行政書士への相談!スムーズなやりかたは?
「行政書士に相談する時って、いきなり事務所に行っても大丈夫なの?どうしたらいいのかよくわからない。」
身近な友人たちから、時々こんな質問を受けます。
確かに一般のお店やクリニックとは違い、行きなれていない場所なので仕方がないことなのかもしれません。
いきなり訪問しても相談に応じてもらえる事務所もないわけではありませんが、行政書士としてはあまりお勧めできません。
行政書士側も都合があるので、いきなり訪問しても不在にしていることも珍しくないのです。
また行政書士とは言っても、よく知らない人に自分のことを話すのは怖いと思う人もいると思います。
相談内容がデリケートな話であればなおさらです。
今回は行政書士の視点から、スムーズな相談方法についてお話していきたいと思います。
ホームページ、相談用のSNSがあれば利用する
ホームページやSNSを見ると、どんな業務を扱っているかがわります。
まずホームページから取り扱い業務や営業時間などをチェックしてください。
加えて行政書士の人柄についても、ある程度のことがわかります。
これまでもホームページから相談を受けている事務所は少なくありませんでした
。最近ではホームページに加えて、事務所のSNSを利用して、LINEやInstagram、Twitter、Facebookなどを活用してご相談を受けている事務所も増えています。
この段階で相談内容を詳しく書く必要はありませんが、「遺言の作成について相談したい」など相談をしてみると、相談先の事務所からも返信が来ると思いますので、文面や対応の仕方からある程度の人柄がわかるかもしれません。
さて事務所によりますが、メールで何回か相談ができる事務所もありますし、早めに予約を取って、直接面談が可能な事務所もあります。
「できればメールで相談がしたい」「できるだけ早く会って面談したい」など、希望があれば伝えるようにしましょう。
事務所の様子や人柄がある程度わかれば、その後の相談がしやすくなります。
また実際に面談や電話で話をする場合、前もって話したい内容をまとめておくようにしましょう。
してはいけないこと
行政書士はサービス業であり基本的にはお客様第一です。
しかしそれぞれの事務所にはルールがありますので「土日祝日は休み」「完全予約制」など事務所ごとのルールを無視してはいけません。
また相談内容によっては、無料での対応ができないものもあります。
「この先は有料です」と言われた場合に「友人のよしみでただにして!」などと無茶を言うのもやめましょう。