交通事故対応 行政書士にできること
「行政書士はどんな仕事をするの?」
「行政書士は何をしてくれる人なの?」
交通事故以外の業務についても、この種類の質問は多いです。
自分自身も少し前まで行政書士は何をしている人なのか、実はあまりよく知りませんでした。
行政書士の仕事について書こうと思うと、シリーズものとしてしばらく続けられそうですが、これは交通事故について書いていくブログなので、やめておきましょう。
それよりも交通事故の対応に関して、行政書士はどんなことが出来るのか、今回は説明していきたいと思います。
面倒な書類作成は行政書士へ!行政書士は書類作成の専門家
行政書士というと、「陸事の前にいる人でしょ」と言われることもあります。
運輸支局の前には、行政書士の事務所が並んでいるので、自動車登録用の書類を作る人のイメージが強いのも理解できます。
実は江戸時代あたりから代書屋と呼ばれる職業があり、書類作成のサポートをしていました。
当時、自分で字を書くことが出来ない人もおり、重宝されていたのです。時代が変わり、ほとんどの人が自分で文字を書けるようになりました。
しかし普段作成しない書類を書くのはストレスになります。そのような時、行政書士は書類作成の専門家としてお手伝いするのです。
交通事故対応で行政書士ができること
交通事故対応においても、行政書士の役割は書類作成のサポートとそれに伴う相談業務です。
具体的にどんな書類があるのか、ご紹介します。
- 内容証明郵便を作成する、また書類作成の相談を受ける
- 示談書の作成やサポート
- 保険会社に提出する各種書類の作成サポート
- 後遺障害認定の申請書の作成
例えば内容証明郵便の目的は、「いつ、だれが、何を伝えたか」を証明することです。
この内容証明郵便があれば加害者や加害者側の保険会社は「そんな書類はもらっていない」としらばっくれることが出来なくなり、いざ裁判というときに証拠として使用できることもあります。
いろいろな書類作成と作成時の相談ができますので、
「書類の作成は好きじゃない」
「慣れない書類を作るのは本当にストレス」
という場合、行政書士はサポートが可能です。
サポートできる書類の種類も多いことにお気づきいただけたでしょうか?
その一方で、行政書士にはできないこともあります特に交通事故対応については、行政書士にできないこともあり、「これはできません」と言われた場合には困ってしまいますね。
次回、交通事故対応で行政書士にできないことをお話ししたいと思います。次回の記事も、ぜひご覧ください。