コロナは交通事故にも影響する?コロナと交通事故の関係について

コロナは交通事故にも影響する?コロナと交通事故の関係について

2021年7月13日 オフ 投稿者: 田中

新型コロナウイルスのニュースが毎日の様に報道され、社会の様々な部分に影響を与えています。リモートワークなどは新型コロナウイルスが流行する以前から存在しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により一気に新しい働き方として定着しました。このように新型コロナウイルスは様々な麺に影響を与え、社会を大きく変えています。
では、交通事故との関係ではどうでしょうか。今回は新型コロナウイルスと交通事故の関係について解説していきます。

裁判と新型コロナウイルス

2021年6月現在では、かなり解消されていますが、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大のために裁判の期日が延期されていました。そのため、交通事故の場合にはあまりありませんが、刑事裁判などの期日が延期されてしまいその分、どのような刑罰になるのか未決定の状態になってしまうというケースが見られました。
また最近では裁判所もIT技術の導入に積極的になっており、遠隔地からでも裁判手続きに参加できるように様々な方策をとっています。
もし、交通事故で弁護士が必要になった際に、実家の近くであれば知っている弁護士がいるという方などは、検討してみる余地があると言えます。

被害者になった場合と新型コロナウイルス

こちらは地域によって事情が変わるため一概に言えませんが、大阪府などでは病床の圧迫が叫ばれており、地域によっては入院の受け入れが難しくなっている実態が報道されています。
こうした地域で交通事故に遭ってしまった場合、入院先が中々決まらないといった事態になりかねません。特に交通事故は一刻も早い治療は必要な場合が多く、入院先が決まらないという事態は生命の危機に直結しかねません。
交通事故の被害というのは避けようがないもののため、自分自身で注意するのには限界がありますが、やはり病床が足りない地域にお住まいの方はとにかく交通事故に遭わないように普段よりも注意して過ごすことをオススメします。

交通事故の被害に遭ったときは専門家に相談を

交通事故の被害にあった際には是非専門家へご相談ください。保険会社の提示する保険金や慰謝料の額は保険会社の基準に従って算出されたものとなっているため、多くの場合には裁判などで争われる場合より金額が少額になっているケースが多く、場合によっては不当に保険会社が安くしているケースもあります。行政書士や弁護士などの専門家がこうした交渉に当たる場合には裁判になった場合の基準を用いて交渉を行うためその分保険金の額が上がる可能性が高くなります。是非ご相談ください。