都道府県別交通事故件数ランキングをご紹介
交通事故についてこのブログでは様々な話題を取り上げてきましたが、都道府県ごとに交通事故の発生率が違うのか?またお住いの都道府県での交通事故の発生率は高いのか低いのかなど疑問に持たれる方はいらっしゃるのではないでしょうか。
今日は警視庁が公表している交通事故の統計に基づいて都道府県別の交通事故の発生状況や交通事故の死者数の件数ランキングをご紹介します。
直近の各都道府県の交通事故の発生状況について
ここでは、警視庁が公表している統計データもとにご紹介いたします。ランキングについては1年度の情報をもとに紹介しますので、まずは現時点での直近のデータである令和3年8月のデータから紹介しましょう。
令和3年度のおける8月までの交通事故について、ランキングにまとめると以下のようになります。
1位:東京(17,412件)
2位:大阪府(16,012件)
3位:愛知県(15,429件)
4位:神奈川県(13,957件)
5位:福岡県(12,762件)
いずれもやはり、人口の多い都道府県で発生件数が多いという状況になっています。このうち、交通事故での死者数をランキングにすると少し順位が変動します。
<交通事故死者数ランキング(令和3年8月まで)> 1位:大阪府(94件) 2位:東京都(81件) 3位:神奈川県(80件) 4位:北海道(78件) 5位:埼玉県(76件) ランクインする都道府県が少し変わっていることにお気づきでしょうか。特に事故の発生件数と死亡者数では1位と2位が入れ替っています。特に1位の大阪は前月と比べて17件死亡者数が増えているという情報もあり、コロナの感染拡大による病床圧迫などとの因果関係も考えられますが、明確な原因は不明です。
2020年の交通事故死亡件数ランキング
では、2020年の交通事故における死亡事故の件数を都道府県別にランキングにしてみてみましょう。
1位:東京都(155件)
2位:愛知県(154件)
3位:北海道(144件)
4位:神奈川県(140件)
5位:千葉県(128件)
やはり一位は東京都でした。しかし、2位の愛知県とは1件しか差がなく特別多いという印象ではありません。意外なのが5位の千葉県ですが、ある程度以上人口の多い都道府県であればどこであってもランクインすることを示しているように思われます。
交通量の多い地域にお住いの方はお気をつけて!
ランキングを見てきましたがいかがでしょうか。やはり、人口が多く、交通量の多い地域が交通事故の量が多くなる傾向にあるといえます。交通量の多い地域にお住いの方は今一度交通事故に注意を向けられてはいかがでしょうか。